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2016.11.07 おらが町「京丹波町」の紹介(その7)

おらが町「京丹波町」シリーズの第7回目は、江戸時代の建物で国の重要文化財の一つである渡邊家住宅です。京丹波町観光協会のホームページ(http://www.kyotamba.org/)には以下のように記載されています。「近畿の民家を代表する江戸時代の建物とされており、昭和50年に国の重要文化財に指定されている。建築された年代は記録がなくて不明であるが家系の沿革からみて、およそ17世紀末から18世紀はじめに建てられたと推測されている。 規模外観は、丹波地方の典型的な民家で、風土に適応しながらつくり上げた手作りの良さが家の隅々に見られる。黒光りした柱などは、長い間暮らしてきた人々の生活の息づかいが感じられる。 家の構造は田の字型間取りを基本とする10畳、8畳、6畳、6畳の4間と10畳ぐらいの広さを持つ土間などから成っている。 北船井型と呼ばれる入母屋(いりもや)造りの茅葺き。 約120㎡の広さで南に面して建っている。」筆者が訪ねたのは6月でした。たまたま家主さんがおられて、色々とお話を聞かせてもらうことができました。茅のグラデーションの美しさと家主さんの人となりに触れて、歴史の重みを感じる心地良い時間を過ごすことができました。ここも一見の価値ありです。