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2022.10.17 こんなところで使われています!!(その6)

「こんなところで使われています!!」シリーズの第6回目は、「SDGsバッチ」のご紹介です。ニューヨークの国際連合本部のギフトショップで、公式のSDGsバッジが販売されているそうですが、さすがにニューヨークまで行って買うことができないので、WEBサイトで 国連正規品の 七宝焼SDGsバッジを購入しました。社会課題の解決に取り組む企業であるというポジティブなイメージを多くの人に発信するとともに、SDGsの行動を起こそうとする意識づけを自らに課すきっかけになれば良いと考えて購入し、襟元に付けることとしました。特に弊社は、リサイクル事業・太陽光発電をはじめとし多くのSDGs活動を実施しており、社員全員が同じゴールを意識して全社の団結力や雰囲気づくりにもつながるものと考えます。
少し前段が長くなりましたが、このSDGsバッジ は七宝焼で出来ています。七宝焼は金・銀・銅・青銅・鉄などの金属素地に、釉薬を800℃前後の高温で焼成することによって、融けた釉薬がガラス表面の様な美しい彩色を施すもので、明治時代の一時期に爆発的に技術が発展し、さまざまな芸術品となって欧米に盛んに輸出されたそうです。ところが、合成樹脂製品が普及してくるとこれに取って代わられるようになりました。その釉薬の顔料に使われるのが、金・酸化銅・酸化コバルト・二酸化マンガン・ 酸化鉄等の無機化学物質となります。使われている量は少ないですが、きらりと光る隠し味としてこのような芸術品にも使われています。このバッチを見ていると、その魅力についつい引き込まれてしまいます。美しい!!