「季節を彩る花」シリーズの第１８回目は、順番に咲く「極楽鳥花（ストレリチア）」の花を１ケ月間にわたって定点観察した写真です。本シリーズは丸２年間ご無沙汰していたのですが、先般閉幕したパリオリンピックでの日本選手の活躍を見ていて、ふと思い出して掲載することにしました。と言うのは、今から40年前のロサンゼルスオリンピックの表彰台に上がった選手にブーケとして渡されていたのを思い出したからです。40年前は、柔道の山下選手が優勝をした時で、感動の１シーンを鮮明に覚えているのは50歳以上の方ぐらいですから、「昭和は遠くなりにけり」ですね。なお、この花にはたくさんの花言葉があります。「輝かしい未来」「すべてを手に入れる」「気取った恋」「恋の伊達者」「寛容」「女王の輝き」「情熱」「万能」「強運」などだそうです。勿論、花の名前の由来は、極楽鳥のような美しい鳥のように見えるからで、輝かしい未来へ羽ばたくとともに輝かしい栄冠を手に入れたアスリートにふさわしいものです。もうすぐ、パリパラリンピックが開催されますが、熱戦を期待したいものです。なお、ストレリチアの学名「Strelitzia reginae」の「reginae」が、「女王の」という意味のラテン語から来ているそうです。